服を捨てられないときの「5秒ルール」

こんにちは。
片づけマインドトレーナー講師、勝谷 ゆみ です。

以前、クライアントのAさんから、こんなメール相談をいただきました。

・クローゼットがとにかく服だらけでパンパンです
・毎朝クローゼットをながめながら、着たい服がないと悩みます
・着ないだろうと分かっていても、なかなか手放せません

私は、Aさんに3つのアドバイスをしました。

1.今後「着る」か「着ない」かは、5秒で決めること
2.迷ったら「着たい服」ではなく「着ている服」を選ぶこと
3.「直感」を信じること

服を捨てられない時の「5秒ルール」

今後 着るか着ないかは、5秒で決めてみましょう


アメリカで有名なプロ講演家 MelRobbins(メル・ロビンズ)は著書『5秒ルール』の中で、決断・行動の際に「5,4,3,2,1」とカウントすることで、「不安や迷いに負けず実行できる」ことを解いています。


人間はそもそも「現状維持」を優先した意思決定をしようとします。


✔ 今までと同じ暮らし
✔ 今までと同じ行動
✔ 今までと同じ決断..


新しいことにチャレンジしようものなら、色んな言い訳を探し出して、その行動を阻止しようとするのです。


「いつか着るかもしれないな..」
「捨てたら後悔するかもしれないし..」
「あの時高い値段で買ったから、手放すのはもったいない..」


あななにも、心当たりはありませんか?

着たい服より、着ている服を選ぶべし

服を片付ける際、選ぶ基準は「着たい」か「着たくないか」ではなく
「着ている」か「着ていないか」で決めましょう。

 
なぜなら、服は「着る」ために作られているからです。
クローゼットに何年も吊るす(収納する)ために作られたのではありません。


服にも、たくさんの方が関わっています。

✔ デザイナー
✔ 縫製をする人
✔ 配送する人
✔ 販売する人


彼らも、「服」を「着てもらう」ために、それぞれの立場から携わっています。
間違っても、5年6年引き出しに入れっぱなしにする為に、服を作ったわけではないのです。
つまり服は、誰かに「着られて」こそ、その服の価値をいかしているのです。


「いつか着たい」と、何年もクローゼットを眺めながら、クローゼットをパンパンにしていませんか?
それは「着たい服」ではなく、「着ていない服」なのです。


まずは1年を基準に、着ていない服を手放してみましょう。

孫正義さんも実践する「ファーストチェス理論」

服を手に取り、どうしても迷うときは、ぜひ「直感」を頼りにしてみましょう。


ソフトバンクの孫さんは、「ファーストチェス理論」というものを意思決定時に用いていると言われています。
この理論は、「5秒で考えた手」と「30分かけて考えた手」は、実際のところ86%が同じ手なので、できる限り5秒以内に打ったほうが良いという考え方です。


日々多忙を極める孫さんは、瞬時に意思決定を繰り返していることで知られています。
孫さんにプレゼンする資料は「A4用紙1枚にまとめること」。
要領を得ない説明は「10秒でタイムアウト」
なのだとか。


さて、整理収納に取り組む際も、「正しい意思決定をしたい」と、つい慎重に時間をかけたくなるものですが、実は最初の「直感」が正しい判断であることが多いのです。


「でもな..」「やっぱりな..」「もしかするとな..」
5秒経過すると、脳はこうした「迷い」や「言い訳の材料」を探し始めるのです。


ぜひ、5秒以内に「決断」する訓練をしてみましょう。
決断力は訓練で鍛えられていくものです。
失敗をおそれず、日常の「小さな決断力」を磨いている人ほど、「大きな決断」に怖気づかないものなのです。

まとめ

3つのアドバイスをまとめます。


1.モノを手放すコツは「5秒ルール」を用いましょう。

現状維持を好む脳は、5秒経過すると、今までと同じ意思決定をさせようと「言い訳」などを探し出すのです。

2.基準は「着ている」か「着ていない」かで判断しましょう。
着たい」か「着たくない」かで判断すると「いつか着たいから」と問題を先送りしてしまいます。

3.迷ったときは、最初の「直感」を信じて決断してみること
5秒で考えた決断と、30秒かけて考えた決断は、実際のところ大半が同じ決断です。「直感」を頼りに小さな決断を重ねることで、「決断力」が磨かれていくでしょう。


さあ、ここまでお読みくださったあなたは、「決断」するコツをつかんだはずです。
一度クローゼットを眺めて、「着ていない服」に決着をつけてみてはいかがでしょうか。

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